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乳児・小児のばね指

ばね指というと、手の使いすぎによる腱鞘炎のイメージがあり、大人の病気のように思われますが、
子供さんの「ばね指」も存在します。

小児ばね指」は、お母さんが子供さんの手の指が曲がったままになり、

指が伸びないことを発見され、御来院になられる場合がほとんどです。

小児ばね指」は経過観察しているうちに大半が良くなっていく病気です。
手術などの必要性はほとんどありません。

お子さんの指が動かないという状況で、ひどくご心配になられる親御さんもいらっしゃると思います。

しかし、それほど神経質にならず、経過観察しているうちに、不自由なく治っていきます。

このページでは、当院での「小児ばね指」の治療と経過について御覧いただきたいと思います。

 

症状

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乳児の頃から、母指の第1関節が曲がったままで伸びない状態えお強剛母指と呼んでいます。付け根の部分にしこりが触れることがありますが、あまり痛がりません。

原因・病態

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母指を曲げる腱というヒモがあり、さらにかたいトンネル(靱帯性腱鞘)を通ります。腱がこのトンネルの出口で太くなると、このトンネルの中に入らなくなります。 日本手の外科学会・パンフレットより参照

指の曲げ伸ばしをしている状態

子供のばね指は上の写真のように指を曲げたり伸ばしたりする際に
引っかかり現象や曲げたままで指が伸びないなどの症状が出ます。

お子さんが指を自力で動かそうとしても指が伸びず、お母さんが、指を伸ばしてあげると伸びるという状態もあります。

腱の膨隆の図です

上図のように、腱の部分がほつれて、腫れてしまい、腱鞘のトンネルを通らなくなり、指が引っかかる現象が生じます。

大人のばね指と子供のばね指の違い

大人のばね指の外観
子供のばね指の外観

大人のばね指と、子供のばね指の違いを示したのが上の図です

大人のばね指では腱鞘滑膜(トンネル)自体が腫れて腱の通りが悪くなります。

右の絵が子供さんのばね指です。
腱そのものが腫れて、腱鞘(トンネル)を通りにくくなっているのがお分かりいただけると思います。

これが大人ばね指と子供のばね指の違いです。

小児ばね指の治療

小児ばね指は、基本的に保存療法による治療で症状は改善します。

以下の写真のような固定道具を作り、伸びきらない指は伸ばしたままの状態で固定をおこなったり、
曲げたときにバネ現象が生じないようにします

画像の説明を入力してください

手術の適応となる小児ばね指の年齢は、6歳ぐらいが一つの目安といわれています。

しかし、実際には6歳を超えても症状の改善が見られるケースがあります。

以下で、実際の症例をご覧いただき、参考にしていただければと思います。

症例1

5歳の男の子です。

左母指の伸展制限を訴えて来院されました。

3歳半頃から、左母指IP関節が伸展できないということでした。

近隣の整形外科で小児ばね指と診断されたそうです。

しかし、1年半も症状の改善が見られないため、ご両親が心配になり、当院を受診されました。

この動画は、初診時のものです。

左母指を完全に伸ばせず、無理に行うと左母指とMP関節が過伸展していることがわかります。

左母指が伸びきらないということで、母指IP関節を伸展させた状態でこちらの写真のように固定を行いました。

この動画は、固定を行った1ヶ月後のものです。

人の手を借りれば、母指IP関節を伸ばすことができるようになりました。

この動画は、3年後のものです。

左母指を屈伸させてもひっかかりがなく、母指も伸展することができるようになりました。 

ご両親は、経過が長いため、手術も考えておられたそうですが、固定療法で治って大変喜んでおられました。

症例2

5歳の女子の症例

5歳の女の子です。

右母指IP関節の伸展制限を訴えて来院されました。

2歳の頃に右母指IP関節が伸びないことに、ご両親が気づいたそうです。
 
ここ1年間は全く指が伸びないということでした。

こちらの写真は初診時の外観です。

赤色矢印で示した右母指IP関節が伸びていないことが確認できます。

こちらのレントゲン画像は初診時のものです。

外観写真と同部位で、右母指が伸びていないことがわかります。

こちの写真のように固定を行いました。

本来であれば、母指IP関節を伸ばした状態で固定を行っているのですが、拘縮が強かったため、少し屈曲したままでの固定となりました。

こちらの写真は2ヶ月後のものです。

全く伸びなかった母指は赤色矢印のように、伸ばすことができるようになりました。 

ご両親は手術を考えていたため、固定療法で、症状の改善が見られ、喜んでいらっしゃいました。

 
症例3

4歳男子の写真

4歳の男の子です。
右母指の伸展制限を訴えて来院されました。

3ヶ月前より、右母指IP関節が伸展できないということに、ご両親が気づき、当院を受診されました。

右母指MP関節掌側部に腫瘤を確認できました。

こちらの写真は初診時の外観です。
赤色矢印で示しているように、母指は完全に伸びきらず、曲げるのもしづらいことがわかります。

 

上のレントゲン写真は初診時のものです。

赤色矢印で示した、母指IP関節が完全に伸びていないことがわかります。

この動画は初診時のものです。

右母指の屈曲制限が著明に見てとれます。

この動画は、固定7ヶ月目のものです。

まだ少しひっかっかりが見られますが、母指IP関節が屈曲できるようになっていることがわかります。 

その後、約2ヶ月ほどでひっかっかりも無く、ご両親も喜んでおられました。

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