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ばね指はなぜ起こる?なぜ痛い?
ばね指は一般的に50歳以降の女性の親指(母指)と中指に多く起こりますが、男性にも起こります。原因は男女とも性ホルモンの減少による体質の変化、指をよく使う環境、病気などいろいろな要因が重複しており、患者さんによってばね指の起こり方にはそれぞれ違いがあるように思われます。手のひら側の腱は手背にある腱と違い、浮かび上がらぬように骨についている腱鞘というトンネルの中を移動(滑動)しています。腱鞘には外側の硬い靱帯性腱鞘と内側の滑膜性腱鞘があります。指には下の図のように沢山の腱鞘がありますが、ばね指のほとんどはA1腱鞘部に起こります。A1腱鞘の内側にある腱鞘滑膜の炎症と肥厚により腱鞘の空間が狭くなり、腱が圧迫され、移動(滑動)しにくくなります(下の図参照)。無理やり指を曲げ伸ばしすると、腱鞘滑膜が腱と伴にしごかれるように弾性の無い靱帯性腱鞘に引き込まればね現象が生じます。痛みは滑膜の腫れにより腱鞘腔内の内圧が高まり、神経終末(痛みを感じる神経組織)が刺激され起こります。特に肥厚した滑膜が硬い腱鞘内に引き込まれる瞬間、内圧が高まると伴に神経終末(痛みを感じる神経組織)の刺激により激しい痛みが生じます。従って、ばね現象による痛みを軽快させるには、腱鞘滑膜の炎症と肥厚を抑えたり、腱鞘切開による圧迫の除去を行い神経終末(痛みを感じる神経組織)の刺激を除去する必要があります。
手掌の腱と腱鞘
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